実際に私が居住している家をフルスクラッチで作成しようという試みです。
元々は、3D版スケッチとして、物の観察眼を鍛えるために始めました。

この構想自体は入居時の時点で考えていたため、
入居時の家具を搬入する前に壁や床等のすべての寸法を測り記録したものを元に作成しました。
その為、現実側のスケール感と同一なため、かなりの現実感を出すことが出来ています。

このワールド自体はほぼ制限無しで作成を進めている為、
プロップのデティールは現在作成できる上限のクオリティで作成しています。

特に、PC周りの機材や配線等は、徹底的にリファレンスを収集し、
ケーブルのねじれの一つに至るまで、完璧に模写が出来たと感じています。

プロップの作成をする中で、フォトグラメトリの作成等も挑戦してみました。
ワールド内のLightingを使用したかったため、均一な照明の撮影環境を用意したり、
適切にフォトグラメトリメッシュを生成する為の知見などを蓄積することが出来ました。

今後は更に制作を進めていき、VRChat内で無線フルトラッキング環境を構築し、
実際に生活してみるといった試みや、現実感のある3Dモデルを活かした
画像や映像コンテンツなどを作成してみたいと考えています。
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